◆何気なく読んでいたお医者さんが書いた本に、面白い記述があったので備忘録として記しておきます。

そのお医者さんによると、夜中に目が覚める(夜間覚醒)という症状には、肝臓が関係しているそうです。

日中、我々の多くは身体を起こして活動し、血液の多くは身体を動かす筋肉や消化を行う胃に回されます。

そして、夜、身体を横たえて寝ることで、血液は内臓の方に回され、解毒などの作業が行われるわけです。

解毒を行うのは肝臓の役目ですが、解毒しなければいけない不要物質が多いと、必然的に睡眠時に肝臓はたくさん働くことを強いられることになります。

◆ところで、東洋医学には経絡時間という概念があって、それぞれの臓器が働きを高める時間帯があるということが、大昔から提唱されていたのです。

肝臓の場合は、深夜1時から3時の丑の刻が、活動が盛んになる時間帯とされてきました。

◆上記の記述をあわせ読むと、東洋医学の経絡時間も現代医学からみて、あながちトンデモではないような気がしてきます。

東洋医学では、睡眠に関する問題は肝経が関与しているのではないかという見方をすることが多いのです。

ここで言う「肝経」というのは、単に臓器としての肝臓のみならず、肝臓が関与する睡眠の問題目の問題ホルモンの問題など、さまざまな要素を包含する幅の広い概念です。

こういったことを踏まえると、古来、言われてきた東洋医学で睡眠には「肝経」というのと、夜間覚醒は睡眠時の肝臓の過活動(=興奮)という現代医学の考えが、全く乖離するものではないと言えそうです。

◆同じお医者さんが書かれていたのは、顔のある部分の状態についてです。

当方も、ある部分の状態に特徴のある方を見かけるたびに、「これは何を表しているのだろう?」と考えることが多々ありましたが、現代医学においても、その部分の特徴がある臓器の異状と関連があるという記述をみて、溜飲がさがりました。

なるほど、そういうことだったのか!

顔のある部分にサインが出たら、それに関連すると思われる臓器に注意すれば良さそうです。

◆東洋医学には「望診」という見立てがありますが、これも現代医学的に説明できそうなものが少なくなさそうです。

顔というのは、思った以上の情報を提供するものです。

以前、友人と会った際、顔を見た瞬間、これはヤバイ!と感じてしまったことがありました。

もちろん、「沈黙は金」「物言えば唇寒し」ですから、そういったネガティブ情報は垂れ流さないように自らを戒めておりますが、それからわずか10日ほどして、大病院に入院しているという連絡がありました。

もちろん、自分の顔からも情報はダダ漏れしているわけです。

そういう意味で、鏡で顔をチェックするというのは、あなどれない習慣かもしれません