17Mar
■一般向けということもあり、
当方のようなヲタクを満足させる記事は多くはありませんが、
マキノ出版さんの「壮快」「安心」には、時として注目に値する記事が掲載されます。
今回の「壮快」2014年5月号は、ガツン!とタイムリーヒットを放ってくれました。
記事のタイトルは、
「ペットボトルでひざの裏を温める」と
脊柱管狭窄症の痛みやしびれが消えて歩ける(p106)
です。
この記事は、木戸正雄先生が校閲された筈ですから、
内容的には非常に信頼できます。
■内容はタイトル通りで、
ペットボトルにお湯を注ぎ、膝の裏を温めると
(腰部)脊柱管狭窄症が改善し得るというものです。
膝の裏を温める理論的根拠は、
東洋医学では腰部の障害は「腎」の異常
とみなされるのですが、
膝の裏には「委中」という特効穴があり、
これを温めることで求心的に疾病が改善することが期待されるという訳です。
※鍼灸には「四総穴」(しそうけつ)と呼ばれる特に重要性の高い4つのツボがあり、
「腰背は委中に求む」といって、腰や背部の症状に対し
委中は効果的であるとされています。
ちなみに、温熱療法というのは、
紀元135年頃に司馬遷により著された「史記」にも記されており、
ツボ療法よりも歴史があるということです。 -続く-
◎お知らせ
膝裏にペットボトル、無料ですので大いに結構ですが、
膝の裏を温めるのにジャストミートという以外ないツールはコチラ。
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