自分でできる冷え性対策

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遠赤美人で冷え性&眼精疲労対策

鉄と甲状腺(2)

■甲状腺の機能が低いと、冷え性になりやすいということは、その逆のバセドー病を考えると理解しやすいと思います。

甲状腺の機能が高いと、体温が高く、発汗が多いわけですから、低いとその逆の特徴が現れやすいと考えるのは、おかしな事ではありません。

甲状腺の機能低下に対しては、当職の場合、虫垂・脾臓・甲状腺をセットで考えて操法を行うようにしてきました。

これは基本的に、機能の調整です。

■しかるに、栄養素の量的問題がありまして、身体に必要なものが足りていない状況で、いくら機能調整をしても、なかなか奏功しないという気がするのです。

メシを食っていなくてお腹がグーグーいっている人に、なんぼ胃腸の働きを抑制する操法を行っても効果が期待できないというと極端な例かもしれませんが・・・。

いずれにしろ、ある年齢層の日本人女性の多くが毎月30mgずつ鉄を流出させている可能性があるというのに対し、絶対量が不足している状態で機能調整を一生懸命やっても、それは一時的なものにしかなり得ない可能性があると思われます。

■そんなとき、栄養に関する本ではないのですが、面白そうだと思って図書館から借りた本に、以下のような文言を発見しました。

1.鉄欠乏があると、血中や尿中にアドレナリンやノルアドレナリンが増加する
→これは交感神経が優位になっていることを表す
→交感神経が優位になると、血管は交感神経に支配されていますから、これが収縮し、血行不良が起きる
→すると血流が悪くなり、体温が低下する

2.鉄欠乏があると、甲状腺の機能にも影響を及ぼす
→体温調整がうまくいかず、体温が下がり、血流障害が悪化する

この記載が正しいかどうか、多くの方が好むエビデンスがあるかどうかは小職には分かりませんが、この仮説が正しいとすると、鉄・甲状腺・低体温が結びつくことになります。

■ですので、冷え性を解決したい場合は、栄養に知見のある、しかるべきクリニックに行って血液検査を行い、フェリチン値を測定してもらい、鉄の貯蔵量がどうなっているかを把握した上で、食べ物だけで追いつかない場合は必要に応じてサプリメント摂取の指導を受けつつ、身体を温めたり、運動をして血流を良くしたりetc.ということが、常識的に考えると、結果が期待できそうな対処法になるのではないかと思われます。

身体に無いものは外から補うしかないわけで、それをすることなく、アレヤコレヤやってみても、なかなか満足できる結果が得られないような気がします。

何でも勉強し、良いものを組み合わせていくのが、今の時代における賢い生き方であると考える次第です。

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