12Dec
■表記のタイトル↑にピンと来た方は、なかなかのマニアかもしれません。
テレビを持っていないので、放映後、1週間だけ公開されているサイトで「まだ結婚できない男」を観ていました。
前シリーズ12話は、13年も前に放映されたそうで、番組の存在自体は知っていましたが、当時もテレビは持っていなかったので、観ていませんでした。
この度は、見逃しサイトのおかげで、シリーズの途中から観るようになったのです。
■なかなか面白かったので、前作も観てみようと思い、レンタルしてみたところ、びっくりするほど面白いことに気づきました。
特に夏美先生役の夏川さんという女優さんは圧巻で、他のキャストの方々も、奇跡的と言いたいほどはまり役だと感じました。
今回の作品は、前作とくらべてしまうと個人的には今ひとつと感じましたが、考えてみますと、それも致し方ないような気もしています。
まず、テレビ自体の果たす役割が、以前より落ち込んでいるような気がするのです。
スマホの普及に伴い、現状ではインターネットの影響力が以前とは比較にならないほど大きくなっているのを感じます。
見逃しサイトもなかった頃は、皆がテレビを楽しみにして、ワクワクしながら観ていたのかもしれません。
■それと、時代背景ということも、あるように思われます。
何事もそうですが、一般向けに公にする類の情報は、オブラートに包まないと炎上してしまう世の中になってしまいました。
13年前とくらべ、現在は「結婚できない」というタイトルさえ少し危ない感じもします。
今回の作品は、全体的にマイルドな印象を受けましたが、あえてソフトな感じにまとめたのかもしれません。
■さらに思うに、時期というのがあるように感じました。
同じものでも、時期を逃すとピンと来なかったりします。
今回も、前作から13年も経過させてしまったのは、どうだったのかな?という気がします。
■ちなみに「半沢直樹」も、テレビ放映が終わってからDVDで観た作品ですが、あまりに面白くて感動しました。
新作が公開されるようですが、時を経ても、あの勢いを再び感じることができるのでしょうか?
期待したいと思います。
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