6Jul
◆やっと6月も終わりを迎え、明日から7月です。
「何だ、とっくに7月に入っているじゃないか!?」と多くの方は思うのでしょうが、カレンダー上はともかく、当方は旧暦baseですので、明日7日6時51分をもって、やっと7月となります。
◆この6月は当方にとって、なかなか厳しい星廻りでした。
大ケガをした年と共通する星廻りでしたので、なかなかきつい1ヶ月であり、用心して過ごしていました。
ところがです、6月もいよいよ終焉を迎えようとしたある日、指の骨が折れそうになって、マジで顔面蒼白になりました。
奇しくも、3年前には一瞬の出来事で左小指をケガしてしまい、治るのに3ヶ月もかかりました。
そして今回は左薬指がメリッ!と折れそうな局面に遭遇してしまい、3年前の悪夢が一瞬、脳裏に浮かびました。
幸い、今回は指が少し腫れて痛む程度で収まりましたが、類似する星廻りで前回と隣の指を大ケガしそうになるというのは、あながち偶然ではないなと思いました。
◆きびしい1か月ではありましたが、いくつか貴重な発見もありました。
まずは腰痛ですが、5月4日に発症して以来、2ヶ月近く経過しましたが、まだ完治には至っておりません。
というのも、今回はヨガや体操など運動系の方法のみでどの程度、対処できるか試していたのですが、当方の場合、これらの方法だけでは、限界があることがよく解りました。
これは何を意味するかというと、当方の右腰痛に関しては、筋骨格系と同等以上に内臓系が関与しているということだと思います。
なので、いくら体操をしても、なかなか完治には至らないのと思うのです。
◆運動系に関しては色々と試しましたので、次なるアプローチは内臓系の治療ということになります。
これに関しては、鍼と温熱療法が当方の場合には双璧で、これらを数日、行ったところ、明らかに改善傾向が現れてきました。
温熱療法に関しては、朝、起きがけの遠赤美人を筆頭に、温熱器具を5種類持っているので試行錯誤しておりますが、今回に関して言えば、これまであまり使っていなかった器具が最も有効であると感じました。
身体均整法創始者の亀井進氏は「刺激の質を弁える(わきまえる)」ということを強調し、同じ刺激ばかりではダメだと仰っておられたようですが、温熱刺激ひとつとっても、刺激の質を変えてみるということの有効性を、自らの身体で検証することができました。
◆それと大収穫だったのは、あるツボの刺激法を自分の身体で実感できたことです。
言えば誰でも知っているようなポピュラーなツボですが、これは中指で刺激する治療家が多いと思います。
当方も、ズーッとそうしていました。
ところが、今回の腰痛にあたり、ふと見た雑誌に、このツボを親指で刺激している写真を見つけまして、何となく親指で押してみたところ、中指で取っていたときには全く感じることのなかった響きが得られまして、やっとこのメジャーなツボの威力が身にしみた訳です。
たっと1つのツボの取り方にしても、ジャストミートさせるには、長い時間がかかりました。
同時に、そのツボが腰痛において古今、重要視されてきた理由を、やっと納得するに至りました。
◆最近は、ますます数少ない単純な技術にしか興味が向かなくなっておりますが、これは自分にとって良い傾向であり、よりいっそう技術を絞り込みながら、深く掘り進めていこうなどと考える、6月最後の一日でした。
明朝、恵方参りから帰る頃には、穴に落ち込んでいたような(=陥入)6月から抜け出て、少しは肩の荷が降りてくれていることを祈念するばかりです。
【追記】
やはり体操と言えば・・・
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