24Jan
■世の中ではインフルエンザが大流行しているそうです。
当方は一昨年の11月、病院に行かないのでインフルエンザか肺炎だったのか分かりませんが、かなり凄い風邪(?)をひきました。
熱が39℃まで上がり、左の肺に熱がこもっている感じでした。
当方は子供の頃から咳をすることはめったに無いのですが、このときは咳、タン、鼻水ともにもの凄く、もう記憶が薄いのですが、とにかくしんどかったような気がします(←まさに喉元すぎれば・・・ですね)。
■風邪ときましたら、まずは足湯がファーストチョイスです。
高熱が出ている場合は、交感神経を下げる治療を行います。
咳や鼻水に関しても、やはり鍼で肺経の調整は欠かせません。
■さらに、非常に大事なのはビタミンCの大量摂取です。
このときは、日に30g相当、摂っていたと思います。
日本における推奨量が、確か日に100mgですから、その300倍という計算になります。
ビタミンCというのは、緩下作用がありますから、摂りすぎると腹を下すものですが、驚くことに、お国の推奨量の300倍摂っても、このときは腹を下しませんでした。
いかにビタミンCが急速かつ大量に消耗されてたか、考えさせられます。
■惜しむらくは、このときは熱でボーッとしていて、大事なことを忘れておりました。
それは、風邪をひいたら、1時間おきに1グラムのビタミンCを摂取するというポーリング博士の言葉です。
日になんどか大量に、合計30gほど摂取しましたが、1時間おきに頻回に摂取はしていなかったのです。
風邪の際には、こまめに回数を多く摂取するというのが、どうやらポイントのようです。
■結局、治るまでどうやって生活していたのか忘れてしまいましたが、それほど重症化はしなかったものの、一段落するまで4~5日、かかったように記憶しています。
咳、タン、鼻水はすごかったのですが、節々の痛みや頭痛などはありませんでした。
ただ、これと同程度の風邪を80代で経験したら、命取りになるなという気がしました。
■若い頃は、風邪をひいても一晩、長くても2日もすると経過できていましたが、この年になるとそうもいかなくなってきました。
当方は風邪をひくと喉に症状が出やすいのですが、これはおそらく腎が弱化してきているからだと思われます。
どこに風邪の症状が出やすいかというのは、その人の体癖や弱化している臓器と関係深く、ですので年令を重ねるに従い、単に風邪の対策だけではスムーズに経過できなくなってくるようです。
ですので、風邪に関しても、様々な角度からアプローチする必要性を痛感しています。
色々なポイントはありますが、特に今回タイトルとして掲げたビタミンCは、風邪のときには恐ろしく消耗されると思われるので、十分すぎるほど摂取してみるのも手かと思われます。
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