1Sep
■こう暑いと、一日のかなりの時間、エアコンをつけずに過ごすのは難しい状況です。
その影響で、おそらく想像以上に疲れている所があります。
それは目です。
■外は湿度80%近かったりしても、冷房をかけていると、室内は湿度50%台のことが多々あります。
眼精疲労は、もちろんパソコンやスマホの使いすぎ、テレビの観すぎで引き起こされることは言うまでもありませんが、それに拍車をかけるのが「乾燥」です。
目は乾燥にとても脆弱な部位ですから、部屋が乾燥していると、本当に疲れてきます。
■乾燥による眼精疲労に関しては、当然ですが水を飲むというのが、一番の対処法になります。
それと同時に目のケアとして行いたいのが、目を温めることです。
誰でもできるのは蒸しタオルを使う方法ですし、遠赤美人アイピロー(⇐クリックでアマゾンに飛びます)を使っていただけると、手軽だし顔を濡らさずに済みます。
※使用の際には、必ずコンタクトレンズを外して下さい。
この場合の適温は、42℃程度で10分間です。
どこかの大学の先生が調査した結果、42℃で10分程度温めるのが、最も眼精疲労に効果があったようです。
■42℃というと、ぬるいと感じる程度の温度です。
体感はともかく、ぬるいという程度で、十分に効果があるようです。
遠赤美人アイピローを使う際は、ティッシュペーパーを1枚、用意しておき、これを二つ折りにします。
500Wで20秒ほど加熱すると、それなりに熱いですから、加熱したらハンカチにくるむなりして、目の上に二つ折りのティッシュを置き、その上に遠赤美人アイピローを乗せると、より汚れにくくなります。
■遠赤美人アイピローは、1つ330g程度の重さです。
中には、1個770gの遠赤美人スタンダードを目に乗せるツワモノもおられますが、いずれにせよ、それなりの重さがありますので、10分も載せていると、使い終わった後、しばらくの間、物がボヤケて見えます。
これが嫌な方は、短い時間でお使いいただくことをオススメします。
■遠赤美人アイピローを「重い」という方もおられますが、少し重めにしているのは、目を軽度に圧迫すると、アシュネル反射というものが惹起し、副交感神経のレベルが上がることを想定しています。
世の中の偉い先生の中には、交感神経を万病の元のように仰る方もおられますが、私はそのようには思っていません。
ただ、目を温めるという行為においては、リラックスするために、副交感神経のレベルが上がる(逆にいうと、交感神経のレベルを下げる)方が、理にかなっていると思われます。
製品の小型化・軽量化も可能ではあり、実際に試作品も作ってみましたが、自分的には現状の大きさ・重さが妥当のような気がしています。
■目の疲れは、目にとどまらず、内臓や精神にまで影響を及ぼすことは、はるか数十年前から整体法の創始者・野口晴哉先生が指摘しておられたことです。
エアコンが効いていると、年中、家にせよオフィスにせよ、乾燥している場合が多いです。
それが眼精疲労に拍車をかける訳ですから、意識的に目を温め、目の疲れに対処することをオススメする次第であります。
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