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新正体法を再考する

■「新正体法入門」という本を出版したのは2012年のことでしたから、何と!早くも10年の月日が経過してしまいました。

・・・で、最近、自分的に再び、「新正体法」というものを見直し、また新たに取り組んでいます。

考えが浅かったということもありますが、この身体調整法の価値を、理解していなかったという気がします。

また、その運用方法も、拙いものだったと言わざるを得ません。

そして、これにキチンと取り組むと、その効用は想像していた以上のものであることを、最近、実感しています。

■私の場合、ボンクラだからというのもありますが、どうも10年くらいやってみないと、なかなか理解が及ばない傾向があります。

鍼についても、やはり10年ほど自分と身内で試行錯誤してからやっと、臨床で少し使うようになった技術があります。

「石橋を叩いて壊し、渡らない」人間ですので、嫌になるほど検証しないと気がすまない性格のようです。

■認識を新たにした点として、本では「だるま落とし」を例えに使って、矯正の原理を説明しておりましたが、これは話としては面白いけど、どうも正鵠を射ているものではないという気がします。

新正体法も、やはり等尺性収縮後リラクゼーション(PIR)が主たる原理のように思われます。

四肢の角度をとり、PIRと瞬間脱力で筋肉を調整することで、結果的に骨格の矯正にもなるかもしれません。

ただし、動診をスイスイ出来るような、身体が柔らかい人には不向きで、硬い箇所がある人には、キチンと使えば、相当、有効な身体調整法であると思い至りました。

■アマゾンのレビューで、「やったときは良いんだけど・・・」的な評価が多々ありますが、まったく変化を感じないならともかく、やって少しでも矯正できるようなら、この方法はかなり価値があると思います。

人間は機械ではありませんから、「ストン!」とやって、それで諸々の問題がキレイにリセットされることなどあり得ませんし、そんな魔法のようなことを書いたつもりもありません。

新正体法の本質は「動診」にある訳で、体操の前後で、どれだけ変化があるかを判定するのが、最も大事です。

これをキチンと判定しないのでは、やっても意味がないと思います。

■新正体法は、操体法と比較するとハード系という気がしないでもありませんが、難病の方でも取り組んで効果を感じておられましたから、基本的にどなたでも出来る、害のない方法だと思われます。

この体操は、健康法として秀逸ですが、加えて運動やスポーツをする方にとっては、値千金だと思います。

人間には、それぞれ運動系の癖というものがあります。

その癖が積み重なると、特定部位が硬直し、それが骨格を引っ張って歪ませることが少なくないと思われます。

そして、骨格がある形に歪んでしまうと、今度は骨格の歪んだ範囲での運動が繰り返されることになり、これが繰り返されると、ますます運動の偏りが大きくなりがちです。

骨格をまっすぐにすれば良いという単純な話ではありませんが、前後、左右、回旋の動きの制限をきたすようだと、運動やスポーツをする方にとっては、動くほどに偏りを固定してしまったり、偏りをより大きくしてしまうことになる恐れがあります。

ですので、運動の前後に新正体法で歪みをある程度、修正しておくというのは、片減りを防止し、故障しないためにも、有効な方法だと思います。

「やった時は良いんだけど・・・」などと言わず、日に何度かは偏りを修正しておくことは、メリットがあると思われます。

■・・・という訳で、出版から10年を経て、新正体法の価値を再認識し、心新たに取り組んでいる次第です。

新正体法に限らず、これまで学んだことの多くは、自らの未熟さ故に真価を理解することなく、中途半端で終わってしまったことが多々あります。

当面は、そういったものを掘り返す作業に取り組みたいと思う、7月後半の猛暑日でした。

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