23Aug
■2週間ほど前のことですが、お墓参りをして実家に帰省してきました。
この日、東京は37℃の予報でしたが、お墓のある北国へ始発の新幹線で赴くと、小雨かつ気温10℃台という寒さで、長袖と年中、巻いているストールを持参していて本当に助かりました。
叔父さんと待ち合わせてお墓に行き、雨の中を小1時間ほど掃除をして拝み、それからすぐに実家へ。
このたった1時間のお墓参りのために、4時すぎに起きて往復何万円もの交通費を支出するのは楽ではありませんが、大変であるからこそ行く価値がある訳で、なので毎年、この恒例行事だけは外せないのです。
■実家に戻ると早々に、両親に治療法の特訓をいたしました。
まずは足で行う整神術(整神足法)を私が父に実際にやってあげ、それを母がジックリ観察、次に父が実際に受けた感じを元に母を施術。
最後に、私から両親に講評を行い、修正点を指摘したのです。
まあ、父などは今月で86才ですから、色々言っても言われたようにできる訳ではないのです。
しかし、色々と私がフィードバックすると、素直に直そうと努力してくれるので助かります。
■続いて、温熱療法のセルフケアの確認です。
これも、ポイントが少しズレていたりしたので、修正しておきました。
年をとると寒がるので、温熱療法は喜んでやっていました。
■こういった簡単な操法を指導してきた訳ですが、何と言ってもありがたいのは、教えたことを聞いて、やってみてくれることです。
こういう民間療法は誰も信じませんから、親子でさえ耳を傾けてくれないのが普通です。
場合によっては、「オマエの話なぞ聞きたくない!」と言われても不思議ではないのですが、うちは長い時間をかけて手なづけましたので、いまのところは、何とかなっています。
年を取るに従い、素直さという、ただそれだけのことが美徳となるんだな~という気がしました。
■さて、その父ですが、私が帰省してから2週間で身体に大きな変化があったと母が喜々として知らせてくれました。
父は年を取って食欲も落ち、痩せてきたのを母は憂慮していましたが、短期間に体重が1kg程度増えたというのです。
もうじき86才になる老人としては、驚くべき変化です。
その理由として考えられる要因が、実は2つあります。
1つは、速攻で海外からプロテインを取り寄せて飲ませたことです。
もう1つは、身体を矯正する体操を1つだけ指導してきたのです。
■右足を引きずるように歩いていると母が言うのですが、身体を診るとまさにそういう状態になっていたのです。
そこで、椅子に座ったまま出来る矯正体操を1つ教えたところ、足を引きずらなくなってきたというのです。
身体が整ってきたからこそ、栄養の吸収力も向上したのではないかと推察されます。
そして今日、新たに栄養素を指定したので、さらに効果が期待できるような気がします。
■こうして両親を実験台にしながら試行錯誤しておりますが、実験が奏功した際には、これを本にしたいと考えています。
両親をいかに保たせるかというのは、日本中の大きな課題であることは必定です。
検証を重ねた上で、いつか良い結果を発表できればと考えております。
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