5Jun
■前回、基準が改定されたことで、上130mmHg、下90mmHgを上回ると高血圧と判定され、薬が処方されるようだと記しました。
子供さんは、そもそも健康診断で血圧を測定しないと思いますので、実際は成人男女、特に中高年に該当者が集中すると思われますが、そうなると該当されると予想されている1700万人というのは、中高年のかなりの割合となるはずです。
■これにはいろいろな事情があるようですが、驚いたのは血圧がお上が指定する範囲に収まっていないと、施設で入浴もさせてもらえないという例もあるという話です。
いまの世の中は昔のように単純じゃありませんから、責任問題という複雑な事情もからみ、一概にお上の基準改定を悪く言うことはできないようです。
■確かに、脳卒中と心臓麻痺は一発でご臨終となるケースが多々ありますから、血圧を低くしておくのは無難といえば無難ではありますが、低いと今度は脳梗塞や認知症、無気力という問題が生じやすくなりがちです。
血液を脳や末端まで行き渡らせるために、血圧を高くするというのは、ある種、身体の智慧でもあるわけですが、血圧を低くしてしまうと、必要な箇所に血液が届かなくなる恐れが生じます。
■最近、ある目的のためにクエン酸について調べています。
その過程で知ったのですが、酢に含有される「酢酸」には、血管を弛める作用があるそうです。
京都大学のある先生による研究によりますと、酢を大さじ1杯、2ヶ月ほど摂取してもらうと、多くの方の血圧が下がったというのです。
作用機序は、上記の通り「酢酸」の作用に依ります。
ですので、血圧の高い方は、薬と併用しながらでも構わないと思うので、酢を毎日、摂取してみる程度のことをしてみても、宜しいのではないかと思われます。
何も鼻をつまんで一気に飲み干す必要はなく、様々な料理で意図的に酢を使えば良いというだけの話です。
■ちなみに当方は、毎日のように飲んでいるプロテインスムージーに黒酢を入れてみたり、納豆に黒酢をかけたり、牛乳に黒酢を入れ、そしてもずく酢を意識して頻繁に食べるようになりました。
もやしに黒酢をかけるというのは、これから試してみたいと思います。
もずく酢などというものは、50数年間の人生で、最近になってはじめて買って食べるようになった次第ですが、こんなに旨いものだったのか!と驚いています。
体に必要なものは、ことのほか旨く感じるのだと思いました。
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