使い方
【遠赤美人】は医療器具ではなく、身体を温めるためのレンジ対応ホットパックです。
しかし、使い方によっては、健康増進に寄与することも期待できると思います。
使い方に関し、橋本が参考にしているのは、三井式温熱療法(三井と女子創始)と家庭医学(今沢武人創始)です。
これらの優れた療法を参考にしつつ、家庭で手軽に、安価に、布団の中でも使えるようにしたのが、【遠赤美人】健康法の特徴です。
レンジでチンして布団に持っていって、身体の書く部位に次々と当てていくだけですから、さすがに橋本のような怠け者でも、継続することができております(特に冬には手放せません)。
三井式で注目すべきは、まずは脊椎の温法です。

大判で脊椎を温める
今沢式でも脊椎の施術はありますが、三井式では、より重要視されており、とても有効な方法であると思います。
ただ、三井式の温熱器を持っていても、なかなか背中までは手が届きません。
【遠赤美人】大判で、一度で脊椎すべてを温めるには至りませんが、うつ伏せになって、本でも読みながら使うには、薄さといい長さといい、背中を温めるには、なかなかの優れものだと思います。
(橋本は特に冬場は、大判で背中を温めながら本を読んでいるとぬくぬくしてきて、いつの間にか眠ってしまうこともあります)

スタンダードで腹部を温める
三井式においては、右の上腹部を温めることも重視されていますが、これもまた非常に重要な方法です。
腹部の温法は【遠赤美人】スタンダード、大判、目用のいずれでも、行うことが可能です。
三井式とならび、橋本が大きな影響を受けたのが、家庭医学(今沢式)の温法です。
今沢式では、いかなる病も、肝→腎→脾→丹心(下腹部)→足心(足裏)を温めて対応する、そのシンプルさが魅力です。
橋本的には、【遠赤美人】健康法として、上記の場所に
お尻、太もも、ふくらはぎを加えております。

足裏(足心)の温法
【遠赤美人】においては、高額な温熱治療器を持っていなくても、一人でかなりの部位を、しかも布団の中で温めることが可能です。
温熱治療器は、布団の中では使えませんから、布団で使えるというのが、【遠赤美人】のメリットのひとつではないかと思われます。
そして、【遠赤美人】は最初の温度から冷めていくだけですので、火事の心配がないというのも、とても重要なことだと考えます。